静岡県内で10月5日、クレジット会社や厚生労働省などをかたった詐欺電話が相次ぎ、警察が注意を呼び掛けています。

静岡県警によりますと、10月5日の午前9時から午後0時半頃までの間、県内で詐欺電話が計33件確認されました。

このうち26件はクレジット会社をかたった電話で、自動音声による「未払いの料金がある」「クレジットカードが不正利用されている」といった内容でした。焼津市で20件、伊豆市で6件確認されています。

また、厚生労働省をかたる電話は自動音声で「保険証が使用され薬が購入されているので代わりに被害届を出す」といった内容で、伊豆の国市と湖西市でそれぞれ1件ずつ確認されています。

この他にも電話会社をかたる電話が3件、インターネットホットラインセンターをかたる電話が2件確認されました。

10月5日午後3時半現在、被害の情報は入っていません。

警察は「自動音声でクレジットカードの不正利用や料金未納に関する問い合わせ等をすることはありません」「官公庁職員等が代わりに被害届を出すようなこともありません」「お金を要求されたら周りの人や警察に相談してください」「サギ電話に出てしまわないよう、常時留守番電話設定や防犯機能付き電話機の設置など各種電話機対策を実践しましょう」と注意を呼び掛けています。

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