小学生にものづくりの楽しさを知ってもらおうと、高知市の職業訓練学校で仕事体験のイベントが開催されました。

このイベントは子どもたちに楽しくものづくりを体験をしてもらおうと、高知高等技術学校を会場に高知県が2022年から開催しています。

今年は500人を超える応募の中から選ばれた85人の小学生が参加し、自動車整備やガラスコップ制作など17の仕事を体験しました。

このうち左官の仕事体験では、コテを地面と平行にならないよう進行方向に浮かせて使うことなどを教わりながら、子どもたちは集中して作業していました。

また、タイルを敷き詰めて絵を描く体験も。

▼参加した小学生
「端っこのほうをそろえるのが難しかったです。『一気に全体をやっていったほうがきれいに揃えられるよ』と(指導員に)言われました」
「タイルを整えるのが楽しかった。きれいなデザインに仕上がったと思います」

高知県内では若者のものづくり離れが進んでいて、高知高等技術学校では入校者が定員のおよそ半分となっています。

高知県は今後も子どもがものづくりに興味を持つようなイベントを実施する方針です。

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