北朝鮮による拉致被害者横田めぐみさんが帰国を果たせないまま、5日で60歳を迎えました。新潟市ではめぐみさんとの再会を誓うコンサートが開かれました。

横田めぐみさんの1日も早い帰国を願って同級生らが開いているチャリティーコンサート。合唱するのは、めぐみさんとの思い出の曲『翼をください』です。
このコンサートも、再会が叶わないまま、今年で14回目の開催となりました。

【横田めぐみさんと再会を誓う同級生の会 池田正樹代表】
「今日はめぐみさんの誕生日なんです。13歳の少女が47年たって60歳ですよ、ひどすぎます」

【めぐみさんの母・早紀江さん(88)】
「もう時間がないんです。47年も頑張ってきたんですが、こんな大事な大事な命の問題がどうして、これだけの立派な人のいる日本なのに進んでいかないのか、未だに私もわかりません」

同級生によるパネルディスカッションには2002年に帰国した拉致被害者・曽我ひとみさんも参加。北朝鮮でめぐみさんと一緒に童謡「もみじ」を歌った思い出を語り、「今度は一緒にカラオケに行ってもみじを歌いたい」と話していました。

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