米津龍一気象予報士:

今週末のお天気ポイントはこちら。

週末はスッキリしない空模様となる見込みです。

まずきょう雨が降ったり止んだりとなっていますが、その理由を説明します。

これは宇宙から見た雲の画像です。
日本列島に重なる白色の部分が雲の帯となっています。

きょうの午前9時から見てみますとこれが動いてるようで動いてない。もうほぼほぼ停滞している形となっているのがわかりますか。

どうしてこの雲の帯ができているかというと夏と秋の空気がちょうど押し合ってせめぎ合ってる形なんです。

この夏の空気のゾーン=雲の帯の南側だと、夏の空気は暑いじゃないですか。つまり晴れたらまだまだ暑いポテンシャルを持ってるということなんです。

この週末はどうなるかを見ていきます。

これはあすとあさっての雲の画像なんですがこの雲の帯があすもあさってもかかっている状況なんです。

つまり、雲が多くてすっきりしない空模様で、この雲の白が濃ければ濃いほど分厚い雲で薄いほど雲が薄いということなんですが、どちらかというとあさっての方が
雲の切れ間から晴れ間も期待できるんじゃないかと見ています。

では気温がどうなるかを見ていきます。

あすの方がきょうと比べて気温が3℃前後低くなる予想となっています。それでもこの時期らしい平年並みの気温です。

あさっては30℃に迫る暑さで、甲府と南部は29℃を予想しています。ですから9月中旬並みの気温。ちょっと雲も多いので、おそらく蒸し暑く感じられるかと思います。

服装はどうしたらいいか。25℃以上だと半袖の目安なんですが改めて見てみます。
25℃以上が半袖の目安、20℃から25℃は長袖、そして20℃を下回ると上着となるんです。

今後どうなるのかを甲府の気温の変化で見ていきます。

この25℃のボーダーラインに注目していただきますと、来週一時的に気温が25℃を下回る日もあるんですが、10月20日までまだまだ25℃以上が続くんです。

この時期の平年の気温が大体23℃前後ですので平年を軽く上回ってくる形です。

ただ、朝晩は、やはり気温が下がりますので、来週になると上着が必要となりますが、しばらく半袖が活躍しますから、まだ仕舞わないようにしてください。

近県の天気も見ていきます。
近県でも日中ちょっとぐずついた天気となる見込みです。
千葉は傘マークをつけていませんが、こちらも雨の可能性があります。

日曜日の方がまだ日差しが届く可能性がありますので気温も高くなりそうです。

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