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 東京都と埼玉県で4件相次いだ民家強盗事件で、練馬区の事件に関与したとして、警視庁は4日、強盗致傷などの疑いで千葉県市川市、会社員・河崎律之容疑者(29)を逮捕した。同事件での逮捕者は4人目で、見張り役だったとみられる。  逮捕容疑では、9月28日未明、練馬区の住宅に侵入して住人2人に軽傷を負わせ、高級腕時計2本など計120万円相当の金品を奪ったとされる。認否を明らかにしていない。  また、埼玉県所沢市の強盗事件で奪われたクレジットカードの不正利用を図ったとして、警視庁は詐欺未遂容疑で、住所職業不詳の安田勇介容疑者(23)を逮捕し、4日に発表した。容疑を認めている。  捜査関係者によると、河崎容疑者は指示役との連絡に秘匿性の高い通信アプリ「シグナル」を使用。安田容疑者はシグナルで「大谷」「松本」を名乗るアカウントから指示を受けた。一連の事件では、指示役としてほかのアカウント名も挙がっており、警視庁や県警は複数の名前を使い分けていたとみている。 

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