埼玉県・所沢市で起きた強盗傷害事件で、奪われたクレジットカードを使おうとしたとして逮捕された男が「『松本』と『大谷』を名乗る人物から通信アプリで指示を受けた」と供述していることが新たに分かりました。

詐欺未遂の疑いで逮捕された安田勇介容疑者(23)は、今月1日、埼玉県所沢市で起きた強盗傷害事件で、現場から奪われた住人男性のクレジットカードを使って、同じ日の午前4時ごろ、東京・新宿区歌舞伎町の質店でブランドバッグを買おうとした疑いがもたれています。

安田容疑者は、「X」で闇バイトに応募した後、秘匿性の高い通信アプリ「シグナル」に誘導されて指示を受けていましたが、その後の捜査関係者への取材で、安田容疑者が「『松本』と『大谷』を名乗る人物から指示を受けた」と供述していることが新たに分かりました。

警視庁によりますと安田容疑者は指示役から「歌舞伎町の店で、クレジットカードを使ってルイヴィトンのバッグを買え」などと指示を受けたということです。

そのクレジットカードについては、「都内にある草むらに隠されていた」と供述しているということです。

警視庁などは、一連の強盗事件の経緯を詳しく調べています。

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