西日本ジェイアールバスは、金沢市内で運行している一部の路線を来年4月1日に廃止すると発表しました。
来年4月1日に廃止されるのは深谷温泉線の森本駅と深谷元湯の間の全区間と、名金線の森本駅・不動寺間の間です。
乗客が半減…かつては長距離の路線バスだった区間も
西日本ジェイアールバスによりますと、この2つの区間では今年調査した1日の利用者数がコロナ禍前の2018年と比べて半減していて、路線の維持が難しくなったということです。
名金線は、かつては金沢と名古屋を結ぶ長距離路線バスとして親しまれていましたが、交通網の発達などにより運行区間が短縮が繰り返され、最近では2022年に不動寺と富山県の福光駅を結ぶ区間が廃止されていました。
西日本ジェイアールバスでは金沢駅と森本駅間に残る名金線について、名称の変更も含めて、運行体系の見直しを検討したいとしています。
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