秋雨前線の影響を受け、きょうは全国的に広い範囲で大雨や激しい突風などに警戒が必要です。能登豪雨の被災地・石川県では、復旧・救助活動を進める最中に雨に見舞われ、土砂災害などへの注意・警戒が必要となっています。
記者
「輪島市の河原田川では雨の影響で水かさが増し、流れが強くなっています。そんな中でも、泥や流木の撤去作業が続けられています」
先月の記録的豪雨の爪痕が残る輪島市では、おとといから雨脚が強まったり、弱まったりを繰り返していて、降り始めからの雨量は80ミリを超えています。
住民は発災から10日以上経ったきょうも、大雨への不安を抱えながら片づけ作業などにあたっていました。
住民
「(Q.警報級の大雨の可能性も?)ここで垂直避難するしかないかなと思う」
能登では昼すぎにかけて、1時間に30ミリの激しい雨が予想されています。地震と豪雨の影響で、少しの雨でも土砂災害や洪水災害の危険度が高まるおそれがあります。
また、豪雨により安否が分からなくなっている輪島市の女性1人の捜索が、悪天候の中、きょうも続いています。
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