ふるさと納税サイト『さとふる』によりますと、返礼品として全国各地の日本酒が2万点以上ある中で、寄付件数をもとにした2024年上半期の「日本酒産地ランキング」では、新潟県の日本酒が2019年から5年連続で1位だということです。

そして2021年から3年連続で“人気ナンバー1”の日本酒が、米どころ・魚沼市にあります。

「1位となったお酒を造っている、玉川酒造にお邪魔します…」

ふるさと納税の返礼品第1位の日本酒は、およそ350年の歴史を持つ酒蔵『玉川酒造(1673年創業)』の代表銘柄でもある「吟醸 玉風味」。
2023年の全国燗酒コンテストでも“最高金賞”を受賞したお酒です。

そのお味とは?

【玉川酒造19代目 風間勇人代表取締役】
「この地域は雪国でかなり雪深いので、お料理の味も濃いものが多いです。その味わいに合うような、しっかりとしたうまみがあって、キレのいい辛口が“玉風味の味わい”だと思います」

魚沼産の五百万石を使用し、仕込み水は裏山から湧き出る超軟水の伏流水を使っているという、この地域ならではの『玉風味』を、おすすめの燗でいただきます…。

「香りもいい。口の中で膨らむうまみ。そのあとすぐにスっと消える!追いかけたくなる味―」

実は、ふるさと納税返礼品としての『玉風味』は、お店で出しているものとは“違い”があるそうです。

【玉川酒造19代目 風間勇人代表取締役】
「ふるさと納税は、冬の暮れの時期に注文が多くなるので、燗にしたときにおいしくなるように、アルコール度数などのスペックを改良して出しています」

ふるさと納税“限定酒”として、ここでしか楽しめない味にしたところにも人気の秘密があるのかもしれません。

【玉川酒造19代目 風間勇人代表取締役】
「ふるさと納税という仕組みを利用することで、若い方にも知ってもらえるきっかけになりますし、日本酒愛好家の方にも楽しんでもらえるお酒になりますので、幅広い方に飲んでほしいですね」

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