“大麻疑惑”に揺れる関学アメフト部が3日、2回目の会見を行います。 

 学生日本一を決める「甲子園ボウル」で最多の34回優勝。2023年12月には6連覇を達成した関西学院大学のアメリカンフットボール部。

 そんなアメフト部をめぐり2024年8月、日本アメリカンフットボール協会は2024年6月から行われたU20日本代表カナダ遠征の際、関学アメフト部の5人の選手に規律違反があったと発表。1人については大麻を含むとみられる製品を所持・使用したとして日本代表資格の無期限停止処分に。他の4人に対しては期限付きで日本代表資格を停止しました。

 こうした処分が発表された同日、関西学院大学はすぐさま会見を開き…

 (関西学院大学アメフト部・小野宏ディレクター)「処分は日本協会の毛髪検査を受けなかったというもので、それが必ずしも大麻所持・使用の事実認定にかかるというふうには思っておりません」

 今回の処分はあくまで大麻使用を調べる毛髪検査を受けなかったことによるもので、選手5人は大麻使用を否定していて、証拠もないと反論しました。

 (関西学院大学アメフト部・小野宏ディレクター)「本学は日本協会とは別に帰国後4日目尿検査を行って選手Aは陰性と判定されています。そのほか使用の事実を認定するにいたる証拠を把握しておりません。この点は現時点において日本協会との発表とは見解の相違があります。尿検査という厳密なプロセスにでやって我々は不正が起きているとは思っていないのでそれ以上の疑いをかけるのは根拠がないと人権侵害にあたる。大麻を使用している可能性はないと我々は判断しています」

 その一方で、関西学院大学は5人の選手に対し事実関係が明らかになるまで活動停止としています。

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