収穫量で全国1位を誇る長野県産のプルーンの品質を一定にすることや、作業の効率を高めようと佐久穂町で「ジョイント栽培」に取り組む農家がいます。

屋根のように枝がのびているのは佐久穂町のプルーン畑です。

高見澤プルーン園では、7年ほど前から畑の一部で「ジョイント栽培」を始めました。

高見澤良平さん:
「1メートル間隔で木を植えて、60センチの高さで90度の一方向に折り曲げて、隣の木の肩に接ぎ木をする」

ジョイント栽培は、1列に植えた木の枝をつなげて、一本の木のように栽培する方法です。

品質が一定になるだけでなく、高い脚立に乗らずに収穫もできるようになったと言います。

高見澤良平さん:
「40度ぐらいの角度、V字型にするのが最もいいかなと」

畑では長野県のオリジナル品種で、大ぶりで糖度も高い「オータムキュート」が収穫時期を迎えています。

久野アナウンサー:
「実がパンパン、弾力もある。とっても甘くてみずみずしい。中も琥珀色に輝いている」

佐久穂町のプルーンの出荷は10月中旬まで続くということです。

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