山形市できょう、年末商戦を見据えた水産物などの展示会が開かれ、多くの小売業者などでにぎわいました。
今年の暑さの影響は魚介類にも出ているようです。
重さ4キロほどの「カンパチ」に去年本格デビューした県のご当地サーモン「ニジサクラ」。
県内外で水揚げされた鮮魚や水産加工品など、年末商戦を見据えた商品が勢ぞろいです。
この展示会は、水産物の卸売りを行う山形丸魚(やまがたまるうお)が小売業者や飲食業者などを対象に2年前から開いているものです。
今年は県の内外から食品メーカーなど過去最多となるおよそ170社が出展し、訪れたバイヤーが味や値段を確かめていました。
こちらは、石川県の能登半島の水産加工品のコーナーです。
能登半島地震や大雨で被害を受けた北陸地方を食を通して応援しようと呼び掛けています。
またこちらは山形学院高校調理科のブースです。
もっと魚の美味しさを伝えたいとこの日のためにレシピを考案しました。
きょうはバイヤーに向けて、考案した料理を振る舞っていました。
生徒「みなさん美味しいと言っていただいて作った甲斐がある。もっとたくさんの方に(魚を)美味しいってもらえればいいな」
今年は夏の暑さの影響が魚介類にも出ているようです。
山形丸魚によりますと、今年は特に昆布などの海藻類が生育不順などとなり小売価格が3、4割ほど高くなっているといいます。
山形丸魚 水産事業部水産統括部 堀江幸夫 執行役員 水産統括部長「コストが上がっている中でも美味しいものを提供できるように生産者、加工業者、我々等みんなでなんとかやっている。日本でとれた国内のものを食べていただければ、美味しいですし、家庭の食卓を彩ってもらえればと思っている」
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