10月に入り、長野市の百貨店では早くもおせちの内覧会が開かれました。

(記者)「もうすぐこの季節がやってきます!中には北陸を応援するおせちもあります」

紅ズワイガニのほぐし身がたっぷり入った甲羅盛り。
能登半島産の紅ズワイガニです。

能登半島の和倉温泉にある3つの旅館が監修したおせちで、ほかにも能登産の松前漬けや北陸で収穫された金時芋などが並び、まさに北陸づくしです。

■ながの東急 営業本部担当マネジャー 荒井光朗さん
「(監修の旅館の中には)営業ができずにいる店舗もありますので、復興の足がかりにしていただけるように販売を通して支援になればと思っています」

長野市のながの東急百貨店で行われた内覧会には、北陸のおせちのほか、市内のホテルや料亭が用意したものなど、あわせて5種類が並びました。

和・洋・中すべてを楽しめる3段のおせち。

ホテルにいるそれぞれの分野の料理長が腕をふるったもので「家族や友人とおうちでホテル気分を味わってほしい」と言います。

また、「信州」にこだわったおせちは、飯山の伝統野菜・常磐牛蒡(ときわごぼう)の醤油麹漬けや、小布施の栗きんとん、蓼科牛のローストビーフなど信州産の食材をふんだんに使っています。

■酢重正之商店 和食部門統括料理長 平尾敬太さん
「伝統野菜も使っておりますので、廃れていかないように、生産者が活躍できるような支援になればと思います」

大きなロブスターが目を引く、華やかなおせち料理や子どもも楽しめる洋風のおせちも。

■ながの東急 荒井光朗さん
「コロナ禍を経て、お正月、年末年始、おせちを囲って家族や友人、親戚で過ごす機会が増えてきましたので、ぜひその文化が浸透していけばいいなと嬉しく思います」

9月30日から始まったネットショッピングでのおせちの予約は好調だということで、店頭でも10月3日から受け付けます。

鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。