きょう、10月2日は語呂合わせで「豆腐の日」です。

福島県三春町で90年以上愛される老舗豆腐店では、シンプルな豆腐はもちろん、スイーツとしても楽しめる「ごま寄せ豆腐」や「三春三角油揚」など、地域の名物も並びます。

豆腐の魅力をもっと多くの人に知ってもらいたいと、20年前には豆腐カフェをオープンしました。豆腐をふんだんに使ったメニューがずらり。人気の「とうふカツランチ」は、豆腐に豚バラ肉を挟んで揚げたとうふカツに加え、冷奴に、湯葉に、おからと、副菜も豆腐づくし。

若い世代にも豆腐を食べてほしいと、スイーツにも力を入れています。豆腐をまるまる1丁使った「豆腐パフェ」や、チーズや生クリームをいっさい使わず、なめらかな豆腐クリームにこだわった「おとーふティラミス」などが人気だといいます。

TO‐FUCafeおおはたや・平野泉さん「製造から全部携わっていますので、おいしいって言ってもらえるように愛情を込めて作っているところが一番のこだわり」

「1丁は何グラム?」豆腐クイズ!

日本豆腐協会によりますと、豆腐の数え方「1丁」の重さは地域によって異なるといいます。

都心では300~350グラム、地方では350~400グラム、沖縄ではなんと1キロが一般的だということです。かつて豆腐の大きさは地域によってさまざまだったため、1丁、2丁という確定した単位ではない数え方をしたとみられています。

それでは、豆腐の容器に入っている水に、栄養はあるのでしょうか?

正解は、栄養はありません。豆腐は壊れやすいため、クッションとして水が入っています。容器の中の水が黄色になっている場合がありますが、大豆の色素のため問題はありません。

さらに、そのまま食べる場合と調理して食べる場合では、栄養成分は変わるのでしょうか?

そのままと調理後、木綿と絹ごし、栄養に違いは?

正解は、ほとんど変わりません。豆腐は作られる段階で加熱されているからです。

一方「木綿豆腐」と「絹ごし豆腐」では、栄養成分に違いが出ます。水分が少ない木綿豆腐は全体的に栄養価が高く、タンパク質やミネラルが豊富です。一方、豆乳をそのまま固める絹ごし豆腐は、ビタミン類が逃げにくいということです。

日本豆腐協会のHPにはおすすめの豆腐料理なども載っていますので、参考にしてみてください。

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