能登半島地震で甚大な被害を受けた石川県珠洲市で、3Dプリンターで造った住宅第1号が完成し、2日、報道陣に公開された。耐震性が高い鉄筋コンクリート造りで、料金も低価格に抑えられているのが特徴。9月に豪雨にも見舞われ、多くの住宅が被害を受けた。製造を手がけた企業は、被災者の生活再建の一助としたいと意気込む。  住宅は、兵庫県西宮市のスタートアップ(新興企業)セレンディクスが製造・販売している。2人世帯向け1LDK(トイレ、風呂付き)50平方メートルで550万円(税別)。着工から平均約2週間で完成する。  ロボットがコンクリートを何層にも塗り重ねて、壁や屋根を成形する。


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