仙台管区気象台は2日午後3時、岩手山に火口周辺警報(噴火警戒レベル2、火口周辺規制)を発表しました。

国土地理院による、9月26日に観測された「だいち2号」のSAR干渉解析結果では、大地獄谷周辺に、衞星に近づく変動が見られるとのことです。この変動は、大地獄谷付近のごく浅いところの膨張を示していると考えられます。
気象台では「今後、西岩手山の想定火口から概ね2kmの範囲に影響を及ぼす噴火が発生する可能性があるため、警戒してください」と呼び掛けています。

対象となるのは岩手県八幡平市と雫石町です。
岩手山火口周辺では入山規制などの警戒が行われる見込みです。

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