皇居で行われる新嘗祭に奉納される宮中献穀米の稲刈り=抜穂祭が、1日長崎県佐世保市で行われました。

田んぼは黄金色に染まり、たわわに実った稲が秋の訪れを告げています。

宮中献穀事業は、11月に皇居で行われる新嘗祭に奉納される米を育てる取り組みです。

今年長崎県内では佐世保市上柚木町の松永昌志さんの水田が献穀田となり、米作りが続けられてきました。

1日、抜穂祭が執り行われ烏帽子に白張の刈男に扮した柚木小学校の児童が稲を刈り取りました。

米農家としての重責を果たした松永さん納得のいく米ができました。

献穀米を育てた松永昌志さん
「ほっとしましたね。田植えの終わってからもうほとんど毎日っていっていいくらい田んぼを見に回りました。今までで最高の稲だと思います」

刈り取られた分からさらに一升の米が選別され、今月末に松永さんが皇居に持っていくという事です。

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