監禁と強要、恐喝の疑いで逮捕されたのは、大阪ミナミのホストクラブ「Aria」の店長・沢井健太容疑者(37)です。
警察によりますと、沢井容疑者は、従業員の藤咲湧斗容疑者(23)と藤岡駿介容疑者(26)らと共謀し、去年6月にホストクラブで泥酔した女性をホテルの一室に連れていき、「お金払うまで帰られへんから」などと、女性をおよそ4時間に渡って監禁。
さらに移動したカラオケ店の一室で、「消費者金融で上限マックスまで借りられるだけ借りろ」などと女性を脅し、消費者金融3社から計約108万円を借りさせるなどした疑いが持たれています。
ホストクラブとは縁がなかった女性がなぜトラブルに…
SNSを通じて藤咲容疑者と交際を始めた女性。ある日、藤咲容疑者とミナミの居酒屋に行きます。
そこで藤咲容疑者は「ホストクラブのミーティングに遅れそうで、遅れたら罰金を支払わされるから、同伴として店に一緒に来てほしい。」などと女性を誘います。
しかし、店を訪れた女性は大量の酒を飲まされ泥酔…
藤咲容疑者にホテルに連れていかれ4時間監禁された挙句、「いっぱい酒を注文していたから次回店に来た時に支払う必要がある。お金払うまで帰られへんから」と脅されたということです。
押収品からは女性を未払い金で縛るためのマニュアルも
警察は藤岡容疑者のパソコンを押収。そこには「一撃講習」と書かれた店のマニュアルがありました。その内容は、
・彼女であること
・昼職であること
・20歳以上であること
・ホストについて知識がないこと
という4つの条件を満たす女性をホストクラブに誘い、正常な判断ができなくなるまで泥酔させ、多額の未払い金があるとして、翌日女性に入金させるまでの一連の方法が書かれていたということです。
警察は沢井容疑者らの認否を明らかにしていませんが、ほかにも被害者が複数いるとみて捜査しています。
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