魚沼コシヒカリを抑え『1位』となったのは…?

お米も値上がりしています。
“新米”が続々と出回り始めるなか、「価格」・「味」・「特徴」の観点から、お店で今買えてコスパの良い『新潟県産の新米』をランキング!

「値段・味などを総合して、コストパフォーマンスから選びました」

新潟市東区にある農産物直売所『百笑市場』の早川典孝社長が「米飯食味評価士」の資格を活かし、さらには売り上げや通販サイトのレビューをもとにランク付けしたものです。

まず7位は『こしいぶき』(5kg・税込3110円)
コシヒカリと比べて食味などは1ランク下ですが、コシヒカリに負けない甘さで粘りは抑えめ。サッパリ食感が好きな若い世代に人気です。

6位は『ミルキークイーン』(5kg・税込3326円)
コシヒカリよりモチモチ!でも粒はしっかり。
冷凍してもモッチリ感が残るということです。

5位は「県産コシヒカリ」いわゆる『一般コシ
特に下越地方のものが人気です。
【百笑市場 早川典孝社長】
「魚沼や有名な産地に負けないくらいの食味を持ったお米です。価格以上の食味

お米のプロが選ぶ『新潟の新米ランキング』

4位は『魚沼産コシヒカリ』(5kg・税込3650円)
粘り・香・艶が最上級のキング・オブ・コシヒカリ!

でも、どうして4位なのでしょうか?
【百笑市場 早川典孝社長】
「新米の贈答には非常に向いていますけども、毎日家で食べる人はある程度限られた人になってきますので、販売点数からするとなかなか…」

3位は『佐渡産コシヒカリ』(5kg・税込3272円)
佐渡は新潟コシの三大産地のうちの一つです。“トキと育む”おコメとして、もっちり感や、やわらかさはもちろん、大地と人間にやさしいお米です。

【百笑市場 早川典孝社長】
「有機的な肥料をたくさん使っていますので、甘味がしっかりして粒感がしっかりしている。口の中でお米が躍るような感じです」

2位は『岩船産コシヒカリ』(5kg・税込3256円)
もっちり食感は他のコシ同様ですが、しっかりした歯ごたえが特徴。
首都圏でも大人気だということです。

【百笑市場 早川典孝社長】
「ミネラル豊富できれいな山水を使って育っていますので、もちろん食味も良い」

そして1位は…?

お米のプロが選ぶ「新潟の新米ランキング」1位は、
みずほの輝き』(5kg・税込3083円)です。

皆さん食べたことありますか?

2011年に誕生した晩生品種で、百笑市場の店頭でも新米として1日から並んだばかり。もともと業務用のおコメでしたが、徐々に一般にも流通しているそうです。

【百笑市場 早川典孝社長】
「大粒。そこそこの粘りがあるんですけど、粒が結構しっかりしていて、ちょっとあっさり系。お寿司、チャーハン、カレー、おにぎり、どれにも一番合うお米なんですよ」

【記者レポート】
「おいしい。あっさりしているけど、お米の味が主張している。味は濃いんですけど食べやすいお米ですね」

冷めても美味しいことから、百笑市場で販売しているお弁当やおにぎりにも使用しているそうですよ。

最後に、『今年の新米』についても伺いました。

【百笑市場 お米三ツ星マイスター・関本俊幸さん】
「穂が出てからの日照不足は少しありましたけど、夜の温度は下って稲はしっかりと登熟していますので、良いお米ができています」

2023年は猛暑と水不足に悩まされましたが、2024年の一等米比率は、現時点で80%以上です。
“食欲の秋”を皆さん楽しんでください!

鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。