交通事故で娘を亡くした父親が1日警察官を前に講演し、法律で決められている最大限の罰を与えればそれが犯罪抑止になると、悲惨な交通事故の撲滅を訴えました。
富山県警察本部で1日、講演を行ったのは東京都の波多野暁生さんです。
波多野さんは4年前、自宅近くの交差点を当時、小学5年生だった娘の耀子さんと渡っていた際に赤信号を無視した車にはねられました。
事故で娘の耀子さんは亡くなり、波多野さん自身も大けがをしました。
この日は警察官の意識の向上などにつなげたいと自身の経験を語り、悪質な運転には、より重い罪を適用して捜査を尽くすことが最大の被害者支援に繋がると訴えました。
娘を交通事故で亡くした 波多野暁生さん
「法律で決められている最大限の罰を与えればそれが犯罪抑止ではないでしょうか?ですからみなさんがメインでやっていただきたいのは、悪質な運転は必ず危険運転でやってやるとそういうことだというふうに思っております」
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