学校職員の不祥事です。
宮崎県の門川町教育委員会は町立学校の職員が、校内互助費とPTA会費、およそ400万円以上を着服していたことを発表しました。

(門川町教育委員会 金子文雄教育長)「誠に申し訳ございませんでした」

職員による着服が発覚したのは門川町の町立学校です。

門川町教育委員会の会見

門川町教育委員会によりますと、3月27日、町立学校で職員が積み立てる校内互助費について清算を行ったところ、金額の相違が発覚しました。

さらに、その翌日、複数の職員から給与明細の合計金額が合わないなどの相談が相次ぎ、学校が会計担当の職員の一人に話を聞いたところ、着服を申告したということです。

門川町教育委員会の会見

この職員は、互助費について、2021年度から2年間、毎月、各職員が積み立てる金額が多く申請されるようにデータを改ざんし、県教育委員会に提出。
また、各職員が受け取る給与明細の紙に細工をするなどしてデータの改ざんを隠ぺいし、差額を着服していました。

門川町教育委員会の会見

また、この職員は、職員のPTA会費についても本来より2回多く給料から差し引き、差額を着服したということです。

被害にあった職員は20人以上で、総額はおよそ400万円以に上っています。

門川町教育委員会の会見
門川町教育委員会の会見

職員は「急にお金が必要になり、出来心で行ったことがきっかけ」と着服を認め、全額返金する意向を示していて、4月24日から、弁済を開始しているということです。

門川町教育委員会の会見

学校は、4月25日に保護者説明会を実施し、被害届については、今後、警察に相談し判断することにしています。

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