1日発足する石破内閣の総務大臣に、自民党総裁選で石破氏の推薦人を務めた、愛媛2区選出の村上誠一郎氏が起用されました。

1日午後、第102代の内閣総理大臣に選ばれた自民党の石破茂総裁。

石破内閣の総務大臣に起用されたのは、愛媛2区選出の村上誠一郎衆議院議員です。

――午後4時20分ごろ
(電話にて)
「はい村上です。すぐ参ります。ありがとうございました。」

そして、電話切ると…

(村上氏)
「(総理)秘書官から『ただちに官邸に来てください』という呼び込みでありました」

1986年の衆院選で初当選し、現在12期目の村上氏は、2004年の第2次小泉改造内閣で行政改革担当大臣を務めました。

2022年には安倍元総理の国葬を欠席する理由を説明する際、元総理について「国賊」と発言したとされたことから、党の役職1年停止の処分を受けたほか、自民党の本流とは距離を置く立場をとってきました。

そうした中、20年ぶりの大臣就任…村上氏は感慨深げでした。

(村上氏)
「自分はあえてポストを求めなかったので、ただ感激したのは、支持者の人が『よく筋を通して頑張ってなってくれた。涙が出てうれしかった』と言ってくれた時は、私も正直言ってじーんときましたね」

また、1日は上京した愛媛県の中村時広知事が電撃訪問し、エールを贈っていました。

(愛媛県・中村知事)
「おめでとうございます」

(村上氏)
「わざわざご丁寧に…。皆さんによろしくお願いします」

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