「出会い系喫茶」を隠れみのに売春を仲介か。店長の男らを逮捕です。

 売春防止法違反の疑いで逮捕されたのは、大阪市北区の出会い系喫茶「Tu-Ba梅田店」の店長・村上洋介容疑者(48)と従業員の原圭介容疑者(39)です。

 警察によりますと、村上容疑者らは今年5月、60代の男性客に、店内にいた30代の女性を引き合わせ、売春を仲介した疑いなどがもたれています。その手口はこうです。

 村上容疑者らは女性に報酬やスケジュールなどの条件を確認。その条件と女性の首から下の写真などを男性客に提示し、両者を売春目的で引き合わせていたとみられています。男性客が支払う仲介料は1回1万円。10万円を払ってVIP会員になると、女性の顔写真も見ることができ、店の売上は10年間で約3億円に上るとみられています。村上容疑者らは摘発を逃れるため、女性側に「売春交渉はしない」などとする誓約書を書かせていたということです。

 取り調べに対し村上容疑者は「本来の出会い系喫茶の営業だけでは売り上げが上がらず、お金を稼ぐためだった」と容疑を認めているということです。

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