九条ねぎの盗難など農作物被害が去年の4倍になっている京都府。緊急対策会議が開かれました。

 9月30日、京都府警やJAの関係者らが参加して緊急で開かれたのは、農作物の盗難についての会議。京都府久御山町周辺では今年6月以降、九条ねぎが約3トン、8回にわたって盗まれ、9月12日、ねぎ約216kgを盗んだ疑いで同業者の男が逮捕されました。

 府内では今年の農作物の盗難被害が25件(今年8月末時点)と、去年の約4倍となっています。そこで犯人確保の一手として期待が寄せられているのが「トレイルカメラ」。電池型で赤外線センサーを搭載していて、1台1万円程度で導入できます。

 (宇治警察署 担当者)「収穫直前の畑に次々と移動させながらピンポイントで集中投下できるというメリットがありますので」

 警察などは今後、関係団体と連携して防犯カメラの設置などを進めていくとしています。

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