来年春のセンバツ甲子園につながる秋の高校野球県福島県大会は29日、会津若松市のあいづ球場で決勝戦と3位決定戦が行われました。聖光学院が４連覇を果たし、準優勝の東日本国際大昌平、3位の学法石川とともに東北大会出場を決めました。
この大会4連覇を狙う聖光学院と東日本国際大昌平の決勝戦。
序盤、投手戦で進んだこの試合、動いたのは5回でした。
聖光は安打と四球など二死二塁一塁のと先制の好機に打席には5番主将の竹内、
初球を捉えた打球は右前への適時打となって待望の先制点をあげます。
一方、聖光の投手陣を打ち崩せず無得点のまま迎えた昌平9回表の攻撃、
死球と犠打で二死二塁として7番金澤が右中間を深々と破る三塁打で土壇場で同点に追いつきます。
延長タイブレークとなった10回裏、聖光は二死満塁とサヨナラのチャンス。
最後は押し出しの四球で聖光がこの大会4連覇を果たしました。
【聖光学院・竹内啓汰主将】
「負けずにこの仲間とまた東北大会まで行けるので、もう一回成長してやっていきたい」
一方、東北大会出場への残り1枠を懸けた3位決定戦はふたば未来と学法石川が激突。
試合は1対1で迎えた7回表、学法石川が2点タイムリーを放つなどこの回3点を奪います。
学法石川のエース佐藤翼は1失点の好投を見せ、粘るふたば未来を下しました。
聖光学院、東日本国際大昌平、学法石川の3校は、10月12日からいわき市のヨークいわきスタジアムをメイン球場に福島県で行われる東北大会に出場します。
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