サッカーJ2トリニータは28日、ホームで藤枝と対戦。7試合ぶりの勝利を手にし、J2残留に向けて価値ある白星となりました。

前節から採用した守備を重視する戦術で、チームのバランスが改善の兆しを見せ始めたトリニータは28日、ホームに藤枝を迎えました。

トリニータはこの日も守備の際には5バックの布陣でリスクを回避。相手の攻撃をしのぎます。すると前半43分。カウンターから抜け出した鮎川が相手に倒され、PKを獲得。キッカーはその鮎川。

(鮎川峻)「結構リラックスして、そんなに思い詰めることなく蹴れました」

これを冷静に決め、トリニータが1点を先制します。さらに後半40分には、中盤で吉田がパスカット。宇津元へとつなぎ最後は再び吉田。

(吉田真那斗)「出足良く自分がパスカットして、あとは(宇津元)伸弥君を信じて走るだけだったので、いいボールを出してくれた」

シーズン途中に加入した吉田のプロ初ゴールが待望の追加点に。試合はこのまま2対0で終了。安定した試合運びを見せたトリニータは、ホームで7試合ぶりに勝ち点3をつかみ、J2残留に向けて大きな白星を得ました。

(片野坂知宏監督)「ほんとに今のこの状況で我々に大事なのは勝ち点3を取ることなので、チーム一体となってやるべきことに集中して最後まで出し切ってくれたことが、きょうの勝因だと思います」

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