10月に開業が迫った長崎スタジアムシティ、室内競技場「ハピネスアリーナ」のこけら落としは、長崎市出身のさだまさしさんが能登半島地震チャリティーコンサートとして開催します。チケットは既に完売しており、応募多数のため抽選になったということです。能登では今月、大雨による甚大な被害も発生し、災害が相次ぐ能登にエールと支援を送る場になるとみられます。

ジャパネットホールディングスによりますと、ハピネスアリーナのこけら落としは開業5日後の10月19日、長崎市出身のシンガー・ソングライターさだまさしさんが「能登半島地震」の被災者を支援するチャリティーコンサートとして開催。入場料は5千円で、チケット代金は全額、石川・富山・新潟の3県へ寄付されます。

チャリティーの想いに共感した、グレープ、スガシカオさん、岩崎宏美さん、ゴスペラーズ、水谷千重子さん、計5組がゲスト。

さだまさしさんは「私の故郷である長崎に新しく誕生する長崎スタジアムシティで、こけら落としのコンサートをできることを光栄に感じています。能登半島地震災害に被災された方たちは、まだまだ被災の真っ只中にいます。長崎から音楽で元気を届けていきたいと思います」とコメントしています。

岩崎宏美さんからのメッセージ
「私たちのこのチャリティーコンサートが1人でも多くの方に賛同して頂き、この思いが能登に届くように頑張りたいと思います」

ゴスペラーズからのメッセージ:
「先日ライブで金沢に行った際、輪島・玖珠にも行ってきました。みんなで協力してできることを積み上げていきたい。能登への思いをつなぐために多く奥の方にお越し頂ければと思っています」

スガ シカオさんからのメッセージ:
「自分自身でも単独で能登に行って、ボランティアチャリティーライブに行いました。今回有料のチャリティーコンサートではありますが、コンサートとして面白い見ごたえのあるものになると思います。皆さん能登への応援の気持ちを胸にお越し頂ければと思います」

水谷千重子さんからのメッセージ:
「『あの人いつもふざけてる!』とか『バカやってる!」って思われがちなんですけど、真剣に歌わせてもらっていますので、今回も『皆さんに思いが届けばいいな』ということで、一生懸命歌わせていただきたいと思います」

「HAPPINESS ARENA(ハピネスアリーナ)」…B1プロバスケットボールクラブ「長崎ヴェルカ」のホームとなる新アリーナ。サッカー専用スタジアム「ピーススタジアム」のこけら落としは、長崎市出身の福山雅治さんによるフリーライブが決定している。

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