女子サッカー・SOMPO WEリーグのアルビレックス新潟レディースは29日、アウェーで日テレ・東京ヴェルディベレーザと対戦し、1対3で敗れました。

立ち上がりからベレーザの猛攻を受ける形となった新潟は、前半5分に相手のクロスからオウンゴールで失点すると、その後もピンチが続きます。
GK平尾知佳を中心に何とか守りますが、高い位置でボールを奪われるシーンが目立つと、37分にカウンターからベレーザFW北村菜々美に決められて0対2で前半を折り返します。

新潟は、後半スタートからFW田中聖愛を投入。スピードとドリブルが武器の18歳が果敢に相手ゴールを目指すと、徐々に新潟のリズムになります。
後半17分、その田中のクロスから決定機。最後はMF滝川結女が右足を振り抜きますが、わずかに枠の上。決められません。
その後もベレーザの分厚い攻撃に苦しむ新潟は44分、ベレーザDF青木夕菜にWE初ゴールを決められます。青木のゴールは16歳2か月22日でWEリーグ最年少記録です。

試合終了直前、新潟は途中出場のFW山本結菜が一矢報いました。
左サイドでボールを受けると、中央に入りながらペナルティーエリアの外から相手ゴールキーパーの頭上を越すミドルシュートを決めます。
試合はこのまま終了し、新潟は1対3で敗れ、リーグ戦今季初黒星となりました。

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