兵庫県の斎藤元彦知事(46)の失職に伴う次の知事選挙に、前尼崎市長の稲村和美さん(51)が出馬する意向を固めたことが分かりました。

 兵庫県議会で斎藤元彦知事に対する不信任決議が全会一致で可決したことを受けて、斎藤知事は失職(9月30日付)を選び、出直し選挙に出馬する意向を表明しています。

 知事選挙は失職から50日以内に実施される予定で、29日、前尼崎市長の稲村和美さんがMBSの取材に対し、「出馬します」と立候補する意向を示しました。稲村さんは、兵庫県議会議員を経て2010年から尼崎市長を3期にわたって務め、2022年に退任しました。

 知事選挙をめぐっては、自民と維新が独自候補の擁立を目指しているほか、すでに出馬表明している新人の大澤芳清さんを共産党が推薦します。

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