海上保安大学校は26日、セクハラ行為をした50歳代の職員を懲戒処分にしたと発表しました。

26日付けで停職6か月の懲戒処分を受けたのは、広島県呉市にある海上保安大学校に所属する海上保安官で50代の男性職員です。

海上保安大学校によりますと、男性職員はおととし9月ごろ、呉市内で複数人と会食後、元部下の30代女性職員をホテルに連れ込もうとしたほか、本人から拒否された後、路上で女性の胸を触るなどしたということです。さらに女性の当時の職場に電話し、ほかの職員に「胸を触った」などと言いふらすなどのセクハラ行為を行ったということです。

またこれとは別に、海上保安大学校は別の50代の男性職員についても、所属する30代の男性職員に対して暴言を吐くなどのパワハラ行為があったとして26日付けで戒告処分としています。

海上保安大学校の 筒井直樹 校長は「職場内でのハラスメント行為が発覚し、職員が処分されたことは誠に遺憾。今後、職場環境の改善に万全を期するととともに、職員に対する教育・指導を徹底し、再発防止に努める」とコメントしています。

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