福島県会津若松市の企業が開発した、あるプラモデルがいま、話題となっています。
機械に取り付けた金型から出てきたのは、プラモデルのパーツ。さっそく組み立ててみると…できたのは、会津の伝統工芸品「赤べこ」です。会津若松市の古川プラスチックが開発した、ユニークな赤べこのプラモデル、その名も「べこぷら」。
古川プラスチック・古川孝治社長「地元の製品は地元で作りたいっていう、地域貢献を少しでもしたいなと思い」
元々、プラスチック製品の製造を行っていたこの工場。べこぷらの開発にはオリジナルの金型を作るなど、およそ半年をかけたといいます。
古川社長「3歳以上のお子さんから大人まで、誰でも気軽に手に取っていただけるようにあえて簡単な構造にしました」
1日20~30個の売れ行き
この「べこぷら」はいま、磐梯町の道の駅ばんだいで販売され、1日に20個から30個ほど売れる人気商品となっています。
古川社長「思っていた以上に県内外から問い合わせがあって、地元を思い出したということで購入される方もいて、すごくありがたいです」
組み立てた後、色を塗って楽しむこともできる「べこぷら」。ぜひ親子で一緒に作ってほしいと話します。
古川社長「モノづくりの一環として、このべこぷらを利用してもらって、モノづくりの楽しさを知ってほしいなといのが一番」
べこぷらは道の駅ばんだいで1個1450円で販売されていて、10月中旬からは、インターネットでも販売を開始するということです。
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