普段から利用できて災害時にも役に立つ「フェーズフリー」という視点で取り組みや商品などを評価する表彰式が行われました。

きょう行われた「フェーズフリーアワード」授賞式で、アイデア部門の最高賞=ゴールドを栃木県立矢板高校農業技術部が受賞しました。

普段、繁殖用の牛を飼育している高校の放牧場を、災害が発生した時には地元の家畜動物の避難場所として提供する提案が高く評価されました。

また、事業部門のゴールドを断水時に「みんなのトイレ」として機能することが期待できる、排せつ物を自動で個別に包装・完全密封できる介護用のラップ式トイレが受賞しました。

「フェーズフリー」は、平常時と災害時、日常時と非常時とを分けずに「普段から利用できて、災害時にも役に立つ」視点で物やサービスを見直す考え方で、近年、商品開発をはじめ、さまざまな分野で導入が進んでいます。

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