就労支援施設で働く障害者に賃金の未払いがあったとして、札幌市は、事業者に対し指定を取り消す処分を行いました。
札幌市が指定を取り消すのは、障害者が支援を受けながら働く就労支援施設「ミンナノオシゴト菊水」と「ミンナノオシゴト桑園」です。
札幌市は、施設を運営する中和welfareが34人に対し、6月と7月の賃金の一部、あわせておよそ210万円分を支払っておらず、障害者への経済的虐待にあたると判断しました。
また、この運営会社は、必要な管理責任者を配置せずに補助金を過大請求するなどしていて札幌市はおよそ4200万円の返還を求める方針です。
運営会社の経営者は、別会社で認可保育園も運営していましたが、市からおよそ1億円を不正に受け取ったとして、認可取り消しの処分を受けています。
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