青森県八戸市の海岸で27日、小学生たちのマラソン大会が行われ、子どもたちは砂浜に足をとられながらも秋晴れの下、心地よい汗を流していました。

「砂浜マラソン大会」は八戸市の海岸近くにある大久喜小学校が、この時期の恒例行事として毎年行っていて、27日は全校児童のうち27人が参加しました。

コースは低学年が600m、中学年が900m、高学年が1200mと3つに分かれていて、子どもたちはそれぞれのコースを潮風を浴びながら走りました。

小学校では、ふるさとの自然を守る授業の一環として海岸の清掃活動も行なっていて、自分たちできれいにした「ごみのない砂浜」を大きな声援を受けながら駆け抜けました。

参加した男子児童は(6年生)
「最後の砂浜マラソンで1位もとれてうれしかったし、ほかのみんなとも競って全力で走れたので良かった。自分たちできれいにした海岸を全力でみんなで走ることができたし、自分たちのふるさとの海岸もも走り切ることが出来たので良かったです」

参加した女子児童は(6年生)
「やっぱり砂浜に足をとられて、とても大変だったけど、ふるさとの海で思いっきり一生懸命走れるのは楽しかった。もう少しで卒業なので色んな人に自分のふるさと、大久喜の良さを伝えていければいいなと思う。(マラソンも海も)100点満点です」

大久喜小学校では、これからも授業などを通して、ふるさとを守る活動を続けていきたいとしています。

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