中越地震から20年目の実りの秋。
長岡市山古志地域では9月27日、“ラスボス”の愛称で親しまれる新潟市出身の歌手・小林幸子さんが、地元の子ども達らと共に『稲刈り』に励みました。
小林幸子さんは出迎えた地元の小学生や地域の人たちとの再会を喜びあい、さっそく田んぼに ―。
恒例となった山古志での稲刈りとはいえ、慎重に足を進めたのですが…
「もう転んだ~!!」
このところの雨でぬかるんだ土に悪戦苦闘!
足を取られながらも、山古志小学校の子どもたちらと一緒に、稲刈りに汗を流しました。
「自分で稲を取って人に渡すのが楽しかった」
「小林幸子さんに、久しぶりに会えてうれしい」
中越地震の発生から20年
小林さんは“コメ作り”を通して、地域の人との交流を続けています。
そして今では、それぞれがお互いに“欠かせない存在”になっているそうです。
【畑の学校 長島久子 代表】
「小林幸子さんが本当に元気だから、うちらも元気になれる。うちらを元気にしてくれる」
【小林幸子さん】
「歌い手はみんなに元気になってもらうために歌う。それが仕事かもしれない。と言っても私だって生身の人間ですから、パワーが落ちるかもしれない。そういうときに、ここに来てまたチャージ…」
小林さんは、復興のシンボル『小林幸子田(こばやしさちこでん)』でとれたコメを、能登半島の被災地支援に生かしたいとしています。
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