札幌ススキノのホテルで男性が殺害され、首を切断された事件の来月1日の裁判で、父親の修被告の新たな主張がわかりました。

 この事件の裁判で起訴された田村瑠奈被告ら親子3人のうち、死体遺棄と損壊のほう助の罪に問われている母親の浩子被告の裁判だけが進んでいて、次回は10月1日に行われます。

 前回、検察官は修被告のスマホの「ハイターで指紋は消せる?」といった検索履歴などを共犯を示す証拠として提出していました。

27日、取材に応じた弁護人は次回の証人尋問を通じて「検索履歴は瑠奈被告が趣味で集めた人形の指紋を消す目的で、犯行とは関係ない」と反論を行う方針を明かしました。

 当初、修被告の証人尋問は、8月行われることになっていましたが、新型コロナに感染したため延期されていました。

 

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