自民党総裁選が27日行われ、新たな総裁に石破茂元幹事長が選ばれました。来月1日に新たな総理大臣に就任します。鹿児島の党員・党友の得票も、石破元幹事長がトップでした。
(記者)「9人が立候補し混戦の自民党総裁選。投開票が行われる自民党本部前には雨にも関わらず多くの報道陣が集まり行方を見守っている」
自民党の総裁選は推薦人制度が導入されて以降、最多の9人が立候補し、鹿児島県関係を含む国会議員票と党員・党友による地方票をあわせた736票で争われました。
開票の結果、1回目の投票で1位が高市経済安保担当大臣、2位が石破元幹事長となったものの、いずれも過半数に至らず、2人の決選投票となりました。
決選投票は国会議員368票と党員・党友47票のあわせて415票で争われ、開票の結果、石破元幹事長215票、高市大臣194票で、石破元幹事長が新たな総裁に選ばれました。
(自民党 石破茂新総裁)「国民を信じ、勇気と真心を持って真実を語り、この日本国をもう一度、みなが笑顔で暮らす安全で安心な国にするために、石破茂、全身全霊を尽くしてまいります」
自民党鹿児島県連によりますと、県内の党員・党友は1万9336人で投票率は60.52%となり、前回2021年の総裁選をおよそ5.5ポイント下回りました。
県連分の開票結果は石破元幹事長が4118票、次いで小泉元環境大臣が2976票、高市大臣が2936票、林官房長官が661票、小林前経済安保担当大臣が359票、上川外務大臣が328票、河野デジタル大臣が134票、茂木幹事長が101票、加藤元官房長官が65票となっていて、石破さんが3分の1余りの票を獲得しました。
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