熊本県益城町にある東海大学のキャンパスの井戸水から、国の目標値を超える有機フッ素化合物を検出したことを受け、県が行った追加調査の結果が発表されました。
熊本県は8月23日、東海大学の「阿蘇くまもと臨空キャンパス」の井戸から国の目標値(1リットルあたり50ナノグラム以下)を超える有機フッ素化合物(82ナノグラム)を検出したと発表しました。
これを受けて県は、8月26日と9月17日に、今回検出した井戸や大学から半径1キロ以内にある河川など合わせて9地点で追加調査をしました。
その結果、すべての調査地点で、目標値を上回る有機フッ素化合物は検出されませんでした。
一方、東海大学から半径500メートル以内にある三つの事業所で、有機フッ素化合物を含む泡消火剤を保有していましたが、これまでに使用歴はなく、原因の特定には至っていないということです。
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