「失職」と「出直し選挙」を決段した兵庫県の斎藤元彦知事。告発文書問題について斎藤知事は26日の会見で。

 (斎藤知事)「県政3年間やっていく中で心の中におごりであったりとか、慢心があったんだと思います。それが言動であったりとかそういったことにもつながったと思う。」

 「(Q出馬にあたり政党への推薦や支援はお願いする?)今回おそらく他の政党の力を借りるっていうこともなかなか難しいんじゃないかなと、例えば推薦とか、そう思います。今回、私は1人でおそらくやっていくことになりますので。」

 「(Q出直し選挙は県民に何を問う選挙に?)斎藤元彦という政治家にいろんな欠点や間違ったことは確かにあったと思う。それでもやっぱり私は県政を改革して新しい兵庫県を作っていきたい。この歩みを続けさせていただきたい。それをストップして昔の県政、いわゆる箱モノとかしがらみの中でいろんな事業をやっていくっていうこととか。そういったものに段々戻っていくことにしていいのかというところを問いたい」
 
 斎藤知事の決断を受けて各会派の反応は…

 (自民党兵庫県議団・北野実幹事長)「辞職をして県民の付託を経てまた続ける、辞職をせずに続けるのが責任をとるこというのが理解しにくかった。」
「(Q知事選どういう人を擁立?)今の県政の混乱をしっかりとまとめていただいて、前に進めていただけるような方。県民からしっかり信頼が得られるような政治家。」
「(Q斎藤知事の推薦はありえない?)ありえません」

(公明党兵庫県議団・越田浩矢幹事長)「(何が印象残った?)やはりまだまだ文書問題の事実解明も済んでないし、公益通報保護法違反の課題も残っている中で知事の責任がどこまであるか、はっきりしてないので、今後も百条委員会引き続きやりたいしっかり事実解明に取り組んでいきたい」

(日本維新の会兵庫県議団・岸口実団長)「きのうの夜まで議会解散の話があり、県議団も目の前の選挙への危機感があったので安堵したのが本音。」
「(Q知事を改めて支持することは?)今までの流れからすると不信任を出した側ですから今すぐに選挙で支援をするということは無い」

 自民党と維新の会はともに独自候補を擁立する方針です。出直し選挙への意向を表明した斎藤知事について街の人はー

「責任とらないといけない。責任をとってないのが許せない。(出直し選挙を)やりたいならやってもらって構わない。選挙に出るならご自由にどうぞ。僕は投票しない、あんな人に」

「(Q出直し選挙をするということですが?)良いと思います。そんなにものすごく叩かれるような悪いことしはったんかなって感じです」

「僕は斎藤知事に関してはあまり良い印象はないです。斎藤知事なら解散しそうというイメージがあった。ちょっと意外ですよね」

「良い面も見たらなアカン。いまの状態なら選挙に出るしかない。もし(知事を)続けたいなら。失職してイチから県民の信を問うというかそれが一番公正なやり方かなと思う」

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