2017年5月、北九州市小倉北区のアパートで6人が死亡した火災について、別の放火事件などで有罪判決を受け服役中の男が、放火した疑いが強まったとして、警察が男の逮捕状を取ったことが分かりました。

消火活動の様子(2017年5月)

この火災は2017年5月、小倉北区清水で日雇い労働者や生活保護受給者などが住んでいた木造2階建てアパート「中村荘」から火が出て、アパートと隣接する住宅が全焼。住人の男性6人が死亡したものです。

出火当時、現場近くの防犯カメラに不審な人物の姿が映っていたことなどから、警察は、放火の疑いもあるとみて、捜査を進めていました。

火災後の現場(2017年5月)

その後の捜査で、別の放火事件などで懲役6年の判決が確定し、服役中の井上浩二受刑者(56)が関与した疑いが強まったとして、警察が現住建造物等放火と住居侵入の疑いで逮捕状を取ったことが分かりました。

26日にも逮捕する方針です。

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