地域航空会社・トキエアの関連会社『トキ アビエーション キャピタル(トキAC)』は、離島振興を目的とした補助金の交付が取り消しとなっていた問題に関連して、対象の全額を返還したと25日に発表しました。

この補助金は民間事業者が離島で雇用の増加を伴う事業などを行った場合、事業資金の一部を国と自治体が補助するもので、

トキACは、佐渡市内で3人の雇用を生み出したとして、784万円の補助金を受け取っていました。

ところが内閣府が「従業員の居住実態は乏しく雇用が増えたとは認められなかった」などとして、18日に交付の決定を取り消し。

これを受けて佐渡市は、関連会社に対して補助金の返還を求めることとし、その“返還命令書”を24日に受け取ったトキACが、佐渡市からの補助金と加算金とを合わせた896万円を25日に返還したものです。

トキエアによりますと、今回の件について内閣府は「不正受給ではない」としているということです。

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