石川県能登地方を襲った記録的豪雨で、きのう新たに3人の死亡が確認され、豪雨による死者は11人になりました。

今月21日の記録的豪雨で住宅4棟が流された輪島市久手川町を流れる塚田川沿いでは、きのう、消防や警察、自衛隊があわせて440人態勢で捜索にあたりました。

記者
「午前9時半ごろです。救急車が到着し、担架のようなものが運ばれています」

きのう午前、自衛隊が重機を使って捜索したところ、安否不明になっていた井角祐子さん(68)が遺体で発見されました。

井角祐子さんの夫 井角隆さん
「川の両岸にいて、別れ別れになって、祐子に『家に避難して』と私が言ったんですよ。本当に見つかってよかったです」

また、午後3時すぎには、塚田川の河口から東に1キロほどの海岸で男性が遺体で発見されたほか、輪島市町野町曽々木でも男性1人の遺体が見つかりました。

今回の豪雨では、これまでに11人が亡くなり、中学3年の喜三翼音さんら6人の行方や安否がわかっていません。

鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。