北九州市に住む64歳の男性が「投資の先生」を名乗るアカウントなどから投資を勧められて約6600万円をだまし取られるなど、SNS型投資詐欺による被害が相次ぎました。
警察によりますと北九州市八幡西区に住む検査技師の64歳の男性は、今年4月、SNSで好きな動画配信を行う女性と同じ名前のアカウントを検索して登録し、やり取りを始めました。
男性は投資用のSNSグループに誘導され、「投資の先生」を名乗るアカウントが投資を行うためのアプリをダウンロードするよう指示。
さらに指示された口座に投資目的で8回にわたって約6600万円を振り込んだということです。
その後、お金を引き出すことはできず、アプリにも接続できなくなったことから警察に相談し、事件が発覚しました。
このほかにも福岡市城南区の35歳の女性が「5万円をプレゼントする」と言われて口座を開設したSNS型投資詐欺で約40万円をだまし取られたほか、同じ城南区で43歳の女性が約20万円をだまし取られるなどSNSを使用した詐欺事件が相次ぎました。
警察はSNS上の投資話は詐欺の可能性があるとしたうえで、SNS上の面識のない人にお金を振り込まないように呼びかけています。
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