奈良県内で金庫窃盗を繰り返していたとして、男らが再逮捕されました。男らはSNSを通じて構成される犯罪集団・通称『トクリュウ』のメンバーを集めていた疑いがあり警察は調べています。

窃盗と住居侵入の疑いで再逮捕されたのは、奈良県大和高田市の建設業・山下誠也容疑者(37)、住居不定・無職の新井一颯容疑者(23)、大阪市西区の無職・関根虎太朗容疑者(26)です。

警察によりますと、山下容疑者らは今年3月~6月の間に大和高田市に住む寝たきりの男性(83)の家に侵入、金庫を盗み出し、中に保管してあった現金300万円を盗んだ疑いが持たれています。

山下容疑者は金庫がある家の情報を提供するいわゆる『情報屋』で、過去に男性の自宅にエアコンの設置工事で訪れた際の情報をもとに新井容疑者ら実行犯グループに金庫を盗み出すよう指示したとみられています。

警察の取り調べに対して山下容疑者は「金は分配し、金庫は大阪の川に捨てた」と容疑を認めているということです。

山下容疑者らは実行犯のグループに面識のない人間を集めていた疑いがあり、SNSを通じて集められた『匿名・流動型犯罪グループ』いわゆる『トクリュウ』の可能性もあるとみて、警察は関連を調べています。

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