共産党は、次の衆議院選挙の長野4区に立候補を予定していた長瀬由希子(ながせゆきこ)さんに代わって、元参議院議員の武田良介(たけだりょうすけ)さんを擁立すると発表しました。

共産党県委員会は25日、長野市内で会見を開き、次の衆議院選挙について、長野4区の立候補予定者を変更すると発表しました。

2023年5月に擁立を発表していた長瀬由希子さんが体調不良のため、立候補を断念するということです。

代わって、県委員会の副委員長で元参議院議員の武田良介さんを擁立します。

武田さん:
「自民党政治をチェンジする、その結果を長野4区から出そうということは太く訴えたいと思っております」

武田さんは中野市出身で、長野市在住の45歳。

2016年の参議院選比例代表で初当選しましたが、2期目を目指す2022年の参院選は落選しました。

党は、長野4区を「必勝区」と位置づけていて、引き続き、野党共闘も含め、話し合いを進めていくとしています。

共産党県委員会 鮎沢委員長:
「ピンチをチャンスに変えたいという構えで取り組んでいきたい」

長野4区では、このほか自民党の現職・後藤茂之(ごとうしげゆき)さんが、立候補を予定しています。

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