9月中旬、大分県由布市内に住む30代男性が、架空料金請求の詐欺被害にあい、42万円をだまし取られました。この事件では男性が被害にあう前に報酬として口座に3万円が振り込まれ、話を信用させるための功名な手口が明らかになっています。
警察によりますと、9月20日から24日までの間、由布市内に住む30代の男性はスマホで副業に関するバナー広告をクリックして、相手と別のSNSでやりとりを始めました。
そして、相手から「動画を閲覧し、動画のスクリーンショットの画面をトークアプリに貼り付けて送信すれば報酬が得られる」と言われ、指示通り画像を送信したところ、報酬として複数回にわたり、合わせておよそ3万円が男性の口座に振り込まれました。
男性は報酬が振り込まれたことで話を信用し、今度は相手から「課題」と称された指定銘柄を購入する作業をしたところ、「システムエラーが生じた。解除するには振込みが必要」などと言われ、システムエラー解除金名目で3回にわたり、およそ42万円をだまし取られる被害にあいました。
男性は相手とのやり取りの中で延滞料を求められたため、おかしいと不審に思い、話をした知人から詐欺を指摘され、警察に相談して被害にあったことが分かったものです。
警察は副業サイトで手数料や違約金を要求された場合は詐欺を疑い、送金する前に必ず家族や知人、警察に相談するよう呼びかけています。
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