宮城県の村井嘉浩知事は25日の定例記者会見で、かつて宮城県庁に在籍した兵庫県の齋藤元彦知事に対し「県民の声に耳を傾けて判断してください」などといった内容のメールを送っていたことを明らかにしました。
村井知事:
「おそらくすごく悩んでおられるでしょうから、悩んでおられることに対して、私が右に行けとか左に行けとかいうべきではないと思いました。ただ、ああいった状況になると、おそらく誰も声もかけてくれなくなるもの、声をかけづらくなる。知事会長として、知事の仲間として、元職場の上司であった立場として、『自分でよく判断をして、苦しいかもしれないけど決断をしてくださいね』というような思いで送った」
兵庫県議会では9月19日斎藤知事に対する不信任決議が全会一致で可決されていて、斎藤知事は議会の解散または失職・辞職を迫られています。村井知事は、「自分がその立場だったらそういうメールなどをもらうとうれしいかなと思い送った」などと述べました。斎藤知事からの返信は今のところないということです。
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