台風16号が発生しました。気象庁によりますと25日正午、日本の南の熱帯低気圧が台風16号になりました。台風はゆっくりした速さで西北西へ進んでいます。

中心の気圧は1002ヘクトパスカル、中心付近の最大風速は18メートル、最大瞬間風速は25メートルで中心の北東側330キロ以内と南西側280キロ以内では風速15メートル以上の強い風が吹いています。

▼台風の中心は12時間後の26日午前0時には
日本の南の半径65キロの円内に達する見込みです。中心の気圧は1002ヘクトパスカル、中心付近の最大風速は18メートル、最大瞬間風速は25メートルが予想されます。

▼24時間後の26日正午には日本の南の半径95キロの円内に達する見込みです。中心の気圧は1002ヘクトパスカル、中心付近の最大風速は18メートル、最大瞬間風速は25メートルが予想されます。台風の中心が予報円に入る確率は70%です。

気象庁 台風16号進路予測(25日正午)
【拡大図】気象庁 台風16号進路予測(25日正午)

日本気象協会tenki.jpによりますと「シマロン」は、フィリピンが用意した名前で「野生の牛」に由来しています。台風の名前は、「台風委員会」(日本含む14カ国等が加盟)で各加盟国などの提案した名前が、あらかじめ140用意されていて、発生順につけられます。

※雨と風の3時間ごとの動きをシミュレーションで見る

台風シーズンは10月に入っても続く…

日本近海の海面水温は平年に比べて高く、陸地のすぐそばまで台風が発達しやすい状況となっています。

気象庁 海面水温実況図(9月24日)

台風の統計をみると、9月の台風発生数は平年5.0個で、8月に次ぐ多さになっています。接近数は8月と並ぶ平年3.3個、上陸数は年間で最も多い平年1.0個です。

台風シーズンは9月だけでなく、10月も前半を中心に続きます。台風が発生している際には、どういった影響があるのか情報をこまめにご確認ください。

次に雨と風の3時間ごとの動きをシミュレーションで見ていきます。

雨風シミュレーション25日(水)正午~

雨風シミュレーション26日(木)

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