北アルプスの北穂高岳で24日、稜線からおよそ100メートル滑落した男性は、25日朝にヘリコプターで救助されましたが、死亡が確認されました。

資料・北アルプス


遭難があったのは、標高およそ2,800メートル、北穂高岳の大キレット付近で、24日、午前11時ごろ、登山をしていた男性が滑落したと、ほかの登山者から警察に通報がありました。

山岳遭難防止常駐隊の隊員2人が救助に向かい、午後3時ごろ、稜線から100メートルほど滑落した男性を見つけましたが、心肺停止の状態だったということです。

警察が25日朝、ヘリコプターで男性を救助しましたが、その後、死亡が確認されました。

男性は40代から50代で、単独で入山したとみられ、警察が身元の確認を進めています。

滑落した現場は急峻な岩場が続く上級者向けのルートでした。

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