「社債を購入すれば利息をつけて返す」などと嘘をつき知人男性から現金600万円をだまし取ったとして仙台市に住む無職の男が逮捕されました。
詐欺の疑いで逮捕されたのは、仙台市青葉区国分町2丁目の無職・清水直明容疑者（49）です。
警察によりますと、清水容疑者は去年4月、若林区に住む60代の知人男性に対し利息を支払う意思がないにもかかわらず、一口100万円で預けてもらえば、利率年2％の利息を付けて返す」などと嘘をつき、自分が社長を務めていた保険代理店の社債を販売して現金600万円をだまし取った疑いがもたれています。去年9月、清水容疑者が「詐欺なのかもしれない」などと警察に出頭してきたことで発覚しました。
警察によりますと、同様の社債購入や清水容疑者に金を貸したまま返済されないといったあわせて10億円に上る被害の相談が寄せられているということです。警察が余罪などを捜査しています。
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